診療案内
◆眼科一般診療
白内障・緑内障・糖尿病網膜症・加齢黄斑変性・視力の低下(近視・遠視・乱視・老視)・ コンタクトレンズ、メガネ処方・疲れ目・ドライアイ・アレルギー性結膜炎など
ドライアイ
慢性的な肩こりや頭痛を抱えている人が増えていますが、原因はドライアイにあるかもしれません。 ドライアイにはさまざまな症状があります。
●目が疲れやすい | ●目が重い | ●目が乾いた感じがする | ●めやにがでる |
●目がゴロゴロする | ●目に不快感がある | ●目が痛い | ●涙がでる |
●ものがかすんで見える | ●目がかゆい | ●光をみるとまぶしい | ●目が充血する |
など
ドライアイの治療や予防には、その原因により対策が異なりますが、まずはその原因となっている環境を見直すことが最善の方法となります。 ドライアイからくる目の不調でお悩みの方は一度ご相談ください。
白内障
白内障は、加齢により眼内の水晶体が白く濁ってしまう病気です。 水晶体が濁ってしまうと、正常時には水晶体に光が通り見えていたものが、白内障により水晶体がにごり光を十分に通さないため視力が低下してしまいます。
白内障の初期には、下記のような症状が出てきます。進行すれば視力が低下してきます。
- 霧がかかったように視野がかすんで見える
- 以前に比べて電灯や太陽の光がまぶしく感じる
- 細かい文字が見えにくくなり、眼鏡を調整してもあわない
- ぼやけて二重、三重に見える
白内障の治療は、症状が進行していない場合には、点眼にて進行を予防し、経過観察を行いますが、症状が進行し、日常生活に不便をきたすようになってきた場合は、濁った水晶体を取り除き、水晶体の代わりとなる眼内レンズを埋め込む白内障手術で視力を矯正できます。
緑内障
緑内障のOCT画像
緑内障は視覚障害の第一位の病気ですが、40才以上の20人に1人がかかり、そのうち9割のかたは気が付かず、またいったん障害された視野(見える範囲)はほぼ元に戻らないといわれています。
緑内障では眼球の奥にある視神経が障害されます。緑内障の7割をしめるのは正常眼圧緑内障という眼圧(眼の硬さ)が正常の型です。眼圧は正常で、初期には全く自覚症状はありませんが視野の検査をすると少しずつ視野が狭くなるのがわかります。
緑内障のなかには急激に眼圧が上昇して眼痛、頭痛、嘔気を伴い、急に見えにくさが進行するものもあります。この場合は早急な治療が必要です。
緑内障の診断は眼圧、眼の中の状態、視野などをあわせて考えます。最近ではOCT(光干渉断層計)など眼底三次元画像解析装置を用いてより的確に早期診断できるようになりました。
治療は眼圧を下げることが有効です。できるだけ病気の進行を遅らせ、現状の維持をめざします。まずは点眼、効果不十分の場合は手術などで眼圧を下げます。しかし手術は複数回に及ぶこともあり長期の術後管理が必要となります。
緑内障は早期発見、早期治療により失明にいたる危険性を減らす可能性のある病気です。これからの高齢化社会を豊かに生きるため40歳をこえたら年に1度、眼科を受診されてはいかがでしょうか。
加齢黄斑変性
加齢黄斑変性になると下記のような症状が出てきます。
- 中心部分が見にくくぼやける
- 中心部分が歪んで見える
- 中心部分が暗くて見えにくい
加齢黄斑変性には、進行が早い滲出型(しんしゅつがた)と進行が遅い萎縮型(いしゅくがた)があります。加齢黄斑変性とよく症状が似た他の目の病気もありますので、早い段階で眼科で正しい診断を受けることが大切です。
当院では、黄斑部の断層写真をとることができるOCT(光干渉断層計)を用いて適切な診断に役立てています。
糖尿病網膜症
屈折異常
視力の低下は色々な原因がありますが、代表的な視力低下には、近視、遠視、乱視などの屈折異常があります。 正常な目の状態では、遠くを見たとき、網膜上に焦点を結びます。
近視・遠視・乱視などの屈折異常の場合は、角膜や水晶体を通った光が網膜よりも前や後ろでピントを結んで焦点があわないためにはっきりと物を見ることができません。
これらの症状の場合は、メガネやコンタクトレンズで矯正することによって、日常生活に支障をきたさない視力を維持することができます。
視力の低下によるメガネやコンタクトについてお気軽にご相談ください。